ピットブルは筋肉質な体に非常に強力な顎を持つ犬種です。性格は非常に愛情深く、学習能力が高く飼い主に忠実な犬としても知られています。
一方で、もともとは闘犬として改良された歴史があり体の強さや顎の力から、過去には人や他のペットへの痛ましい事故も報告されています。
このページではピットブルの基本的な情報や、実際に出会ったときの適切な対処法について調べました。
ピットブルとは?
ピットブルとは「アメリカン・ピット・ブル・テリア」を指すことが多いのですが血の繋がった近種に対してもピットブルと使われる場合があります。
ピットブルと呼ばれることがある犬種
・アメリカン・ピット・ブル・テリア(闘犬)
・アメリカン・スタッフォードシャー・テリア(闘犬・家庭犬より)
・スタッフォードシャー・ブル・テリア(闘犬・↑より家庭犬より)
・アメリカン・ブリー(家庭犬として作出)
これらから生まれた「ミックス犬」も外見が似ていることからピットブルと呼ばれることがあります。
※スタッフォードシャー・ブル・テリアは強靭な見た目から意外に思われるかもしれませんが、とても人懐っこく家族や家族以外の人、動物に対しても友好的に接することができます。小さい子どもとも仲良く接することができるため「ナニードッグ(子守犬)」とも呼ばれることもあります。
※ただしピットブルは基本的に闘犬なので適切な躾が重要です。
ストレスが溜まる環境に置かれたり、見知らぬ犬が挑戦的な態度で近づいたりすることで、攻撃的な性格が出てしまうこともあります。これらは躾の仕方で改善が期待できます。
※ アメリカン・ピット・ブル・テリア(APBT)は毛色や体型など外見にばらつきがあり、厳密で統一されたスタンダードが存在しないため、公認している畜犬団体は非常に少なく、血統書を発行している団体も限られています。
APBTを認めている主な団体には、UKC(ユナイテッド・ケネル・クラブ)や ADBA(アメリカン・ドッグ・ブリーダーズ・アソシエーション)などがありますが、AKC(アメリカン・ケネル・クラブ)などの大手団体では非公認です。
ピットブル:体高、体重、毛色
ピットブルは他の犬種に比べてスタンダードの幅がやや広い傾向があります。
調べてみると情報に体高や体重の表記には多少のばらつきがありましたが、おおよその目安としては以下のサイズに収まることが多いようです。
いずれの個体も日本では中型犬に分類されます。
アメリカン・ピット・ブル・テリア
項目 | 特徴 |
---|---|
サイズ | 中型犬 |
体高 | オス:約45~53cm メス:約43~50cm |
体重 | オス:目安15~27kg メス:目安13~22kg |
原産国 | アメリカ |
カラー | 多くの毛色が認められています |
ピットブル、昔は耳を立たせる断耳(だんじ)手術が行われることが多かったのですが、近年は動物愛護の観点から行われないようになってきてます。
断耳手術の画像

アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
項目 | 特徴 |
---|---|
サイズ | 中型犬 |
体高 | 男の子:46~48cm 女の子:43~46cm |
体重 | 男の子:25〜32kg 女の子:18〜25kg |
原産国 | アメリカ |
カラー | 多くの色が認められています |
英語の略称でアムスタフ(AmStaff)、スタッフィー(Staffy)と呼ばれることもあります。
スタッフォードシャー・ブル・テリア
項目 | 特徴 |
---|---|
サイズ | 中型犬 |
体高 | 35~41cm |
体重 | 11〜17kg |
原産国 | イギリス |
カラー | 多くの色が認められています |
子供とも仲良くできることから、「ナニードッグ(子守犬)」とも呼ばれることがあります。
アメリカン・ブリー
アメリカンブリーには「スタンダード」「クラシック」「ポケット」「XL」の4タイプがあり、分け方は体重ではなく、体高(地面から肩甲骨の上端までの垂直距離)で決まります。
※犬の登録や規定、ブリーディングに関する標準を定める団体によってタイプの分け方は異なります。
項目 | 特徴 |
---|---|
サイズ | 中型犬 |
体高 | ス :40〜51㎝ ク :40〜51㎝ ポ :30〜43㎝ XL:48〜58㎝ |
体重 | ス :20㎏〜60㎏ ク :30㎏〜40㎏ ポ :5㎏〜10㎏ XL:37㎏〜65㎏ |
原産国 | アメリカ |
カラー | 多くの色が認められています |
ピットブル:見た目
アメリカン・ピット・ブル・テリア

アメリカン・スタッフォードシャー・テリア

スタッフォードシャー・ブル・テリア

アメリカン・ブリー

ピットブル画像いろいろ
こちらは無料素材サイトでピットブルと検索してでてきたいろいろな血をひくピットブル画像です。

次の画像はSNSから
生まれた時からピットブルさんと一緒に育ってきたヌッコさん、佇まいがピットブルさんになってしまう🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣 pic.twitter.com/3WgIPYKGfE
— 🤣 (@Japan_lol_w) April 22, 2025
ピットブルの見た目の特徴は、筋肉質な体格が挙げられます。その強靭な体つきから大型犬に見られることもありますが、実際には中型犬に分類されます。
特に胸幅が広いため、実際より大きく見える傾向があります。毛は短く滑らかで、目はやや小さめ。
耳は本来垂れ耳ですが、断耳によって立ち耳になっている個体もいます。
なかにはハードなトレーニングにより、筋肉が非常に発達している個体も見られます。
ピットブルはなぜ危険?
ピットブルは利口で飼い主に従順、愛情も深い犬です。
それなのにどうして危険といわれているのでしょうか?
調べてみるとピットブルが危険と言われる理由は1つではありませんでした。
いくつかの原因が絡み合って危険というイメージがついています。
闘犬として改良された歴史
ピットブル、特にアメリカン・ピット・ブル・テリア(APBT)は元々、闘犬用に改良された犬種です。
牛と戦わせることを想定して改良され、その闘争心や噛む力、粘り強さが強化されました。
日本で闘犬といえば、高知県の土佐闘犬(土佐犬)が有名ですよね。
かつては秋田犬も闘犬として利用されていました。
ピットブルの強靭な顎
ピットブルは闘犬として改良された歴史から強靭な顎を持つ犬種として知られています。
では、実際にどれほど強靭なのでしょうか?
ベトナム政府が運営する公式ポータルサイト「Vietnam.vn」より「ピットブルの噛みつきはなぜ他の犬種よりも恐ろしいのでしょうか?」では、次のように紹介されています。
ピットブルの顎の噛む力は約235psi(1psiは6,895N/m²に相当)にもなります。
ピットブルは噛む力が強大なので、たった一口で牛の大腿骨を折ることができます。
強い咬合力に加えて、ピットブルの咬合の影響は 2 つの要因によって決まります。
一つ目は、強く噛みつき、激しく揺さぶることです。
(中略)
2つ目は、一度噛みついたら離さないことです。
これらの情報からも、ピットブルの咬合力がいかに桁外れかがわかります。
ピットブルに関する事件
近年、日本各地でピットブルによる事故やトラブルが相次いで報道されています。以下は主な事例です。
横浜 ピットブルがかみつき通行人ら負傷 飼い主に罰金50万円 地裁判決
2022年12月と2023年1月、横浜市内で68歳の飼い主がピットブルのリードを手放し、通行中の40代女性2人が相次いで噛まれ、約1ヶ月のけがを負いました。犬は以前からしつけが不十分で、ドッグスクールからも繰り返し注意を受けていたといいます。横浜地裁は飼い主に50万円の罰金を科しました。
2025年5月、沖縄県で放浪していたピットブルが民家の庭に侵入し、飼われていた犬を噛み殺しました。警察が現場で犬を捕獲し、安全を確保しました。
逃げ出した”闘犬”すべて確保も「飼い犬登録・狂犬病予防接種なし」判明
2024年7月22日に熊本県では、ブリーダーが飼育していたピットブルなど9頭が施設から逃走。すべての犬は約1週間後に確保されましたが、28頭中届け出がされていたのは2頭のみで、去年以降全頭が狂犬病の予防接種を受けていなかったことが判明しました。28頭のうち25頭は動物愛護センターや保健所に送致されました。
日本では近年、人が死亡するような事故は起きていないものの、海外では致命的な事故も報告されており、十分な注意が必要です。
これらの事件から、ピットブルの管理不足や飼育環境の問題が重大な事故につながる可能性があることが分かります。
一部の国で飼育制限がある
ピットブルタイプの犬種は、一部の国や地域で飼育が禁止されています。
禁止されていない場合でも、飼育に厳しい条件や制限が設けられていることがあります。
日本ではピットブルの飼育自体は禁止されていませんが、自治体によっては「特定犬」として条例による規制を受けることがあります。
この「特定犬」の指定や扱いは地域によって異なり、ピットブルを明記している場合もあれば、犬種名を挙げずに危険性のある犬を「要注意犬」や「指導対象」としているケースもあります。
地域によっては、口輪の装着、檻や囲いの設置、飼育許可の取得などが義務づけられていることもあります。
条例によって飼い主の意識が高まっているという声もあります。またトラブルを防ぐには、何よりも飼い主の飼い方が重要だという意見もあります。
補足:全てのピットブルが危険ではない
ピットブルは、闘犬として改良され強靭な肉体と顎の力を持つ犬種です。
そのため、もし攻撃態勢に入ると大きな被害を及ぼす可能性があります。
しかし、ピットブルの危険性は犬種そのものだけに起因するわけではなく、飼い方や環境、しつけの有無、飼い主の責任感によるところが非常に大きいです。
正しい訓練と適切な飼育環境があれば、ピットブルは愛情深く家庭に馴染む良きパートナー犬となります。
ピットブル遭遇時の対処法
道端で歩いていているピットブルに遭遇した時は、ピットブルの様子によって対応が異なります。
散歩中のピットブルに出会ったら
適切な長さのリードを持った飼い主が、しっかり犬を管理していれば過度に警戒する必要はありません。
ただし犬を興奮させ過ぎないよう注意しましょう。
攻撃的なピットブルと出会ったら
複数頭いる場合の犬の性質や攻撃の仕方について調べましたが、ピットブルは数が少ないのかあまり情報が出てきませんでした。
そのため、このブログで書かれている対処法は1匹を想定しています。
もし攻撃的なピットブルに出会ったら、ピットブルのターゲットは「自分なのか」「自分以外なのか」を確認しておくことは重要といえるでしょう。
闘犬は「一度ロックオンしたターゲットをなかなか変えない」と言われることがあります。
これは「ゲームネス(gameness)」という特性に由来します。
ゲームネスとは?
闘犬文化で重視された性質で、「どれだけ痛みや恐怖に耐えてでも戦い続けるか」という粘り強さや執着心を指します。これが強い犬は、攻撃中に途中で対象を変えたり、逃げたりすることが少ないのです。
しかし、実際は…100%ではありません。状況や刺激によって、ターゲットを変更することもあります。複数の対象を攻撃するケースもあります。
特に興奮状態が極まっていると、近くの別の人や犬に飛びつく例も確認されています。
たとえば、止めに入った人が逆に襲われた事例もあります。
ピットブルは基本的にターゲット以外には全く見向きもせずターゲットだけを攻撃します。
しかし異物を食べて混乱していたり、その時の状況で不特定多数を襲うなどもあるそうなので絶対ではありません。
それと、リードや首輪をしているかでも危険度が変わります。
敷地内でリードをしていない時も注意が必要です。
自分がピットブルのターゲットになっている時の対処法
ピットブルに襲われた時、人はどう動けばいいのかをまとめました。
ピットブルに狙われた場合、逃げ切れる場合は早く逃げましょう
いくつかのピットブルの動画を確認したところ逃げられる場合は、逃げて難を逃れている動画がいくつかありました。
こちらのニュースでもピットブルに追われていた所を女性に助けられて難を逃れています。
こちらの記事は、2023年に沖縄県でピットブルに追われている高齢男性を、25歳女性が助けた記事です。手に持っていたタオルで簡易リードを作り男性から引き離し捕獲しました。
噛まれると一瞬で肉や服を破く鋭さを持っていますので、ピットブルの場合は走ってきて襲われると思ったら、逃げられる場合は一刻も早く逃げましょう。
犬は高い場所に登らない性質を持っています。
高い場所は車の上でもよいのですが、室内で飼われている犬だとソファーぐらいの高さは登れるようになっている個体もいます。
何もない場合は車の上でも地面よりは良いようなのですが、できればフェンスや木の上などで、すぐ登れる場所が良いでしょう。
犬には泳ぎが得意な種類があり、ウォータードッグと呼ばれ水鳥猟に連れて行く猟犬までいます。
ピットブルも泳ぎが得意なので水中は避けた方がよいでしょう。
顔・首・腹は致命傷になるため噛まれないようにする
顔、首、腹は一噛みで命に関わる致命傷になります。
そのため腕や足を噛まれても絶対に倒れてはいけません。
もし倒れてしまった場合は手を拳にして下向きになり顔、首、腹を守ります。
拳は指をまもるため、常にしておくと良いという情報もあります。
犬はターゲットが倒れると茂みに引きずりこもうとする場合もあるので、出来るだけ倒れないようにしましょう。
盾や防御になるものを使う
身近にあるカバンや物などを、犬と自分の間に置くなどし防御し噛まれないようにしましょう。
傘がある場合は傘を犬に向けて、勢いよく音を立てながら開いたり閉じたりすると怖がる、という情報があります。しかしピットブルに効くかどうかはわかりません。
ターゲットにされている人が、攻撃してくる犬に殴る蹴るなどをすることで、犬の攻撃が収まるのではないかと考える人も多いのですが、牛や熊にも立ち向かう大型や中型犬に、人の攻撃は効かないどころか逆に闘争本能を刺激し興奮状態にさせます。
逃げる場所がなく、反撃もできず、防御もできない場合は、犬の後ろに周りこみ首輪で持ち上げる方法もありますが噛まれる危険が高く危険なので、できる限り高い場所や遮断できる場所に逃げましょう。
周囲に助けを求める
大きな声で助けを求めましょう。運がいいと助けてもらえる場合があります。
自分がピットブルのターゲットになっていない場合
ピットブルは基本的に、ターゲット以外には全く見向きもせずターゲットだけを攻撃します。
そのため暴走したピットブルが近くにいた場合は自分の身の安全を優先しましょう。
・犬の動きに注視しつつ、見つめ過ぎず、背中を向けずに静かに離れる
・子どもやペットはすぐ避難させる
しかし大切な人が襲われているなど、どうしてもピットブルの暴走を抑えなければならない場合もありますよね。
こちらのサイトに、噛んでいる犬の引き離し方が掲載されていました。
「リスク対策.com」より「消防現場で犬に咬まれた時の対処法」
株式会社「新建新聞社」長野県長野市に本社を置く会社が運営しているサイトです。
こちらのサイトによると、このように書いてありました。
1.首輪をしているか確認
(していなければベルトやタオルなどで首輪をつくる)
2.出来るだけ気が付かれないよう犬の後ろをまたぐ
3.自分の股で犬の胴体を固定
(首をふらせない)
4.首輪を強く持ち、真上に上げ前足を宙に浮かせる
(犬の後ろに周り、首輪で持ち上げるまでの動作は一瞬でする)
5.持ち上げたまま首の後ろの毛をしっかり持つ
(首を振らせない)
6.犬を持ち上げてから10秒ほどしても噛んだままの場合は、持ち上げた状態で犬の喉を触る
7.それでも離さない場合は持ち上げたまま頭の皮を引っ張る
犬の口に手や顔を近づけないこと。噛まれる恐れがあります。
犬の口を縛ったり、ロープでくくりつけたりして安全を確保します。
詳しくはサイトをご覧ください。
はじめからリードに繋がれていない時は?
はじめからリードに繋がれていない野良状態のピットブルに遭遇した場合は、安全を最優先しましょう。
やってはいけない事
近づく、触ろうとする、目を見つめる(威嚇ととられる)、走って逃げる(追いかけられる)
安全に行動する
犬が近寄ってきたら不用意に動かない、目を見過ぎない、低い声であっちへ行くよう指示するなどで追い払う。
犬の意識が自分に向いていない状態になったら、犬の動きに注視しつつ落ち着いてゆっくり後退し、建物の中や車の中など安全な場所へ避難するなど安全を確保しましょう。
子供やペットがいる場合は、すぐに引き離し距離をとりましょう。
野良犬を見かけたときは?
野良犬は大きく分けて「迷い犬(迷子になった犬)」「野良犬(元々人に飼われていた犬)」「野犬(野生化した犬)」の3種類に分類されます。
このように飼い主が近くにおらず、公共の場を自由に行動している犬を見かけたら、公共機関へ連絡しましょう。
これは「人や他の動物への被害を防ぐ」「迷い犬を早く飼い主の元へ戻す」「飛び出しなど犬自身を事故や病気から守る」「糞尿など衛生環境の悪化を防ぐ」ためです。
・大型犬中型犬・川や崖・道路の真ん中など、危険性や緊急性が高い場合は「警察」と「動物愛護センターや保健所」に連絡しましょう。
・危険性や緊急性が少ない場合は、「動物愛護センターや保健所」が連絡先になります。
豆知識
猫も屋外で見かける場合がありますが猫は、飼い猫や地域猫(地域住民が餌やりなど管理している猫)の場合、たとえ公的機関であってもむやみに捕獲できません。
犬に噛まれてしまったら
こちらはピットブルに限らず犬全般の話です。
現在日本では、狂犬病に感染している犬は確認されていませんが、噛まれた時パスツレラ菌、バルトネラ菌などの細菌に加えて破傷風などの感染が予想されます。
急いで病院にかかりましょう。
もし犬に噛まれた時は「狂犬病の予防接種の確認」と「感染症を防ぐ」必要があります。飼い主に連絡先を聞き、すぐに流水で5〜10分間しっかり洗い、急いで整形外科など病院で適切な処置や予防接種を受けましょう。それと犬の登録・ワクチン接種状況の確認のため動物愛護センターや保健所に連絡しましょう。
小さな傷に見えても、後から腫れたり化膿したりすることもあります。
「これくらい平気」と思わず、早めの対応を心がけましょう。
犬に関する相談先
犬は、可愛くて癒される存在であり、時には家を守ってくれる頼もしい番犬にもなります。
そのため、多くの人にとってとても身近な存在です。
しかし身近だからこそ、犬に関する悩みや困りごとが出てくることも、ありますよね。
病気や健康、助成金、飼育に関するルールなど、そんな犬に関するさまざまな相談先をまとめました。
専門家 | 獣医(病気・健康)、ペットブリーダー、ドッグトレーナー(躾)など、状況に応じて適切なアドバイスをもらえます。 |
市や区など役所 | ルールや規則、助成制度などに関する部署が設けられていることがあります。多くの場合、役所のホームページに詳しい情報が掲載されています。 |
動物愛護センターや保健所 | 動物の保護や適正飼育の推進を目的としており、地域の制度に関する情報のほか、保護、しつけ、トラブル、健康管理など幅広い相談に対応しています。 |
どうしたらいいのか迷った時は1人で悩まず気軽に相談してみてください。
ピットブルの対処法まとめ
ピットブルは、本来非常に愛情深く、人懐っこく、飼い主に対して強い忠誠心を持つ犬種です。
訓練性が高く、適切な環境としつけのもとでは、友好的で遊び好きな愛犬となります。
しかし、過酷な環境や不適切な飼育によって攻撃性が高まることもあり、その場合は他の動物や人を傷つける危険な存在になる可能性もあります。
(適切な飼育をしても、不測の事態への対応は必要です。)
ピットブルを飼育するには、不測の事態にも対応できる高度なしつけと管理能力、そして犬の行動への深い理解が求められます。
このページでは、万が一、攻撃態勢に入ったピットブルに遭遇してしまった場合の対処法をまとめました。
冷静に対応し、危険から身を守るための一助となれば幸いです。
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